
「久しぶりにソウルへ行こう!」そう計画を立てているあなた、一番の楽しみといえばやっぱり現地のグルメですよね?でも、SNSやガイドブックで紹介されている有名店に行ってみたら、周りは日本人ばかりで味もなんだか期待外れ…なんて経験、一度はありませんか?
せっかくの韓国旅行、どうせなら地元ソウルっ子が並んででも食べる「本物の味」に出会いたいもの。そこで今回は、ソウル在住歴10年を誇る私が、実際に足繁く通っているガチで美味しい韓国料理の名店を厳選してご紹介します!
定番のサムギョプサルも、観光客が知らない穴場で食べれば驚くほど安くて絶品ですし、2026年に流行ること間違いなしの最新映えグルメも先取りで教えちゃいます。さらに、飲みすぎた翌朝に染み渡る絶品スープや、ローカル店でも困らない注文の裏ワザまで網羅しました。
この記事をブックマークしておけば、もうお店選びで迷うことはありません。お腹を空かせて、ソウルのディープな食の世界へ一緒に出発しましょう!
1. ガイドブックはもう古い?在住10年の私が週1で通う「ガチで旨い」秘密の食堂
ソウルに暮らして10年、数え切れないほどの飲食店を巡ってきましたが、最終的に行き着くのは、SNS映えするおしゃれなカフェでも、ガイドブックの最初に載っている有名観光地のレストランでもありません。地元の会社員やおじさまたちが、昼休みや仕事終わりに列をなして通う、飾り気のない食堂こそが「本物」の味を守り続けています。
今回ご紹介するのは、ソウルの中心部、芳山市場(パンサンシジャン)の狭い路地裏にひっそりと佇む「ウンジュジョン(銀周亭)」です。ここは、韓国のソウルフードであるキムチチゲにおいて、ソウル三大キムチチゲの一つと称されるほどの名店です。地図アプリを頼りにしても迷いそうな路地の奥にありますが、昼時になれば近くで働く地元の人々で溢れかえります。
ウンジュジョンの最大の特徴は、その圧倒的なコストパフォーマンスと、これでもかというほど入った豚肉の量です。お昼のメニューはシンプルに「サムサユ(野菜包み)キムチチゲ」一本勝負。鍋の中には熟成された酸味のあるキムチと、分厚くカットされた新鮮な豚肉がゴロゴロと入っており、煮込めば煮込むほど濃厚な旨味がスープに溶け出します。
そして、この店ならではの楽しみ方が、店内のセルフコーナーに用意された数種類の新鮮な葉野菜です。煮込まれた豚肉とキムチをすくい上げ、ご飯と一緒にサンチュやエゴマの葉で包んで食べるのがウンジュジョン流。濃厚なチゲの味をフレッシュな野菜が包み込み、いくらでも食べられてしまう中毒性があります。
夜になるとメニューはサムギョプサル中心に変わりますが、もちろんキムチチゲもセットで楽しめます。観光客向けの洗練されたサービスはありませんが、活気ある店内の雰囲気と、一口食べれば誰もが納得する「ガチで旨い」韓国の家庭の味がここにはあります。ソウルの日常に溶け込み、地元民と同じ目線で食事を楽しみたいなら、まずはこの一軒から始めてみてください。
2. 観光客ゼロの穴場発見!地元民が並んででも食べるコスパ最強のサムギョプサル
ガイドブックに載っている明洞や弘大の焼肉店も素敵ですが、せっかく韓国まで来たのなら、現地の会社員たちが仕事帰りに列をなす「本物のローカル店」に挑戦してみませんか。ソウルの中心部、芳山市場(パンサンシジャン)の迷路のような路地裏に、知る人ぞ知る名店「ウンジュジョン(銀周亭)」があります。
ここは本来、お昼のキムチチゲで行列ができる有名店ですが、夜になるとメニューが「サムギョプサル」一本に変わります。この店が地元民に愛され続ける理由は、圧倒的なコストパフォーマンスと、他店では見られないほどの野菜の量にあります。席に着くとまず驚かされるのが、テーブルを埋め尽くす新鮮な包み野菜の山です。サンチュやエゴマの葉だけでなく、チコリーやケールなど常時数種類の野菜が提供され、肉厚でジューシーな豚肉と一緒に罪悪感なくお腹いっぱい食べることができます。
提供されるサムギョプサルは冷凍ではない鮮度抜群の生肉を使用しており、噛むほどに豚肉本来の甘みと旨味が口の中に広がります。表面をカリッと焼き上げ、特製のサムジャン(味噌ダレ)をつけて多様な野菜で包んで頬張れば、並んででも食べる価値があることを確信できるはずです。さらに、肉を食べ終わる頃には、この店のもう一つの主役である濃厚なキムチチゲが鍋ごと提供されます。豚肉の脂が溶け出したスープで作るキムチチゲは深みがあり、これだけでご飯が何杯でも進む美味しさです。
場所は地下鉄2号線・5号線の乙支路4街駅や鍾路5街駅から徒歩圏内ですが、市場の細い路地にあるため、初めて訪れる際は地図アプリが必須です。観光地化されたレストランでは味わえない、活気ある韓国の食文化と最強のコスパを体験したい方は、ぜひ足を運んでみてください。夕食時は近隣のサラリーマンですぐに満席になるため、開店直後の早めの時間を狙うのがおすすめです。
3. 2026年のトレンド先取り!ソウルっ子の間で話題沸騰中の最新映えグルメ
進化が止まらないソウルのグルメシーンにおいて、トレンドを牽引し続けているキーワードが「圧倒的なビジュアル・インパクト」と「コンセプトへの没入感」です。単に味が良いというだけでは満足しない現代のソウルっ子たちを熱狂させているのは、空間そのものがアート作品のような店舗や、思わずカメラを向けたくなる独創的なメニューを提供するお店です。特に聖水洞(ソンスドン)や安国(アングク)といったホットプレイスでは、味覚と視覚の両方を刺激する進化系グルメが次々と誕生しています。
まず注目すべきは、伝統とモダンが融合する安国エリアに位置する「Artist Bakery(アーティストベーカリー)」です。あの大行列店「ロンドンベーグルミュージアム」を手掛けたチームがプロデュースしたこのお店は、韓国で国民的パンとなった「塩パン(ソグムパン)」を主役に据え、一つの芸術ジャンルのように昇華させました。真っ白な外壁に手書き風の英字が踊る外観は、まるでヨーロッパの街角にあるアトリエのような雰囲気です。店内にはハード系からソフト系、さらにはトリュフやバジルペースト、イカ墨を使用した総菜系まで、数十種類の塩パンが美しく陳列されています。中でも、濃厚なミルククリームやアールグレイジャムをたっぷりとサンドした塩パンは、甘じょっぱい味わいのバランスが絶妙で、テイクアウトだけでなくイートインで焼きたてを楽しむ人々で連日賑わっています。
次に外せないのが、トレンドの発信地である聖水洞や狎鴎亭(アックジョン)にフラッグシップストアを構える「NUDAKE(ヌデイク)」です。アイウェアブランド「Gentle Monster」が手掛けるこのデザートブランドは、既存のカフェの概念を覆す前衛的なデザインで知られています。シグネチャーメニューである「ピーク(Peak)」は、火山のような形状をした黒いクロワッサン生地の中心に、濃厚な抹茶クリームが溢れんばかりに満たされており、生地をちぎってクリームをディップして食べるスタイルが斬新です。さらに、おにぎりの形をしたクロワッサン「オニワッサン」など、ユニークな形状のペストリーはInstagramやTikTokでの拡散力が抜群です。見た目の奇抜さだけでなく、使用される素材の風味も豊かで、ファッションやアートに関心の高い層から絶大な支持を得ています。
これらのお店に共通するのは、長い待ち時間を費やしてでも体験したい強烈な「世界観」があることです。美味しい食事はもちろんのこと、その場所にいる自分を記録したくなるような「映え」要素が詰まった最新グルメスポットは、これからのソウル旅行において外せない目的地となるでしょう。
4. 辛いだけじゃない!二日酔いの朝に染み渡る「絶品スープ」と朝ごはんの名店
ソウルの夜は長く、美味しい焼肉や屋台料理と共にチャミスルやマッコリをついつい飲みすぎてしまうことも多いでしょう。そんな翌朝にこそ体験してほしいのが、韓国独自の食文化である「ヘジャングク(解腸湯)」、つまり酔い覚ましのスープです。韓国料理というと真っ赤で刺激的な味を想像しがちですが、実は朝ごはんにぴったりの、胃腸に優しく滋味深い「辛くないスープ」の名店が数多く存在します。今回は、現地の会社員たちも列を作る、絶品の朝スープ専門店をご紹介します。
まず外せないのが、市庁(シチョン)エリアにある「武橋洞(ムギョドン)プゴグクチッ」です。ここは創業から半世紀以上愛され続ける、干し鱈(プゴ)のスープ専門店です。メニューは「プゴヘジャングク」のひとつのみ。席に座ると注文せずとも人数分のスープが運ばれてくるシステムは、老舗ならではの自信の表れと言えるでしょう。牛骨ベースの白濁したスープに、たっぷりの干し鱈とふわふわの豆腐、溶き卵が入っており、一口飲むと魚介の濃厚な旨味が身体中に染み渡ります。テーブルに備え付けのアミの塩辛(セウジョッ)を少し加えて塩気を調整し、ご飯をスープに浸して食べるのが通のスタイル。シャキシャキの水キムチと一緒にいただけば、二日酔いの気だるさが嘘のように吹き飛びます。
次におすすめしたいのが、韓国で最も古いソルロンタンのお店の一つとして知られる「里門(イムン)ソルロンタン」です。仁寺洞(インサドン)エリアに近いこの名店は、ミシュランガイドのビブグルマンにも選出された実力派です。巨大な釜で長時間煮込んだ牛骨スープは、人工的な調味料の味がせず、素材本来の素朴で深いコクが特徴です。真っ白なスープの中には、柔らかく煮込まれた牛肉と素麺が入っており、朝の空っぽの胃袋を温かく満たしてくれます。自分で塩やネギを加えて好みの味に仕上げる楽しさもあり、辛いものが苦手な方や子供連れの旅行者にも絶大な支持を得ています。付け合わせのカクテキ(大根キムチ)の酸味が、濃厚なスープの最高のアクセントになります。
また、明洞(ミョンドン)でショッピングを楽しむ前の腹ごしらえなら、「河東館(ハドングァン)」のコムタンも欠かせません。こちらは透明度の高い澄んだ牛肉スープが特徴で、雑味がなく上品な味わいが魅力です。高品質な韓牛を使用しており、肉の甘みと旨味が凝縮されたスープは、まさに「飲む美容液」のよう。朝早くから営業しているため、観光客だけでなく出勤前の地元の人々で常に賑わっています。
ソウルの朝は、パンやコーヒーも良いですが、地元の人々に混ざって温かいスープを啜る体験こそが旅の醍醐味です。優しく奥深い出汁の効いた韓国の朝ごはんでエネルギーをチャージし、充実した一日をスタートさせてみてはいかがでしょうか。
5. 言葉が通じなくても大丈夫!ローカル店でのスマートな注文方法と予約の裏ワザ
観光客向けのレストランではなく、地元の人々で賑わうローカルな食堂こそが韓国グルメの真髄です。しかし、そこには「ハングルしか通じない」という壁が立ちはだかります。美味しい料理にありつくために言葉の壁を乗り越えるには、最新のツールと少しの度胸があれば十分です。ここでは、韓国語が話せなくてもスムーズに食事を楽しむための実践的なテクニックを紹介します。
まず、メニューの解読に欠かせないのが翻訳アプリ「Papago」です。Google翻訳よりも韓国語の翻訳精度が高く、現地在住者も重宝しています。特に便利なのが画像翻訳機能です。壁に貼られたハングルだけのメニュー表をカメラで撮影するだけで、瞬時に日本語に変換してくれます。「辛いものが苦手」「豚肉が食べたい」といったこちらの要望を伝える際も、音声入力やテキスト入力を使えば、店員との意思疎通が格段にスムーズになります。
注文の際は、完璧な韓国語を話す必要はありません。メニューを指差しながら「イゴ ジュセヨ(これください)」と言うだけで十分通じます。数量を伝えるときは指を使えば確実です。店員を呼ぶときは、手を挙げて「チョギヨ(すいません)」や、親しみを込めて店主に対して「サジャンニム(社長さん)」と声をかけると、現地の雰囲気に馴染めるでしょう。会計時は伝票を持ってレジへ行き、「ケサネ ジュセヨ(お会計お願いします)」と伝えれば完了です。最近ではテーブルごとに設置されたタッチパネルで注文から決済まで完結する店も増えており、言語設定を日本語に変更できる場合も多いため、ハードルは年々下がっています。
次に、人気店の攻略に欠かせないのが「予約」と「ウェイティング」のシステムです。ソウルの有名店では、入店待ちの行列を避けるためにアプリを使った順番待ちが主流になっています。ここで必須となるのが「Catch Table(キャッチテーブル)」というアプリです。以前は韓国の携帯電話番号が必要でしたが、グローバル版が登場してからは日本の電話番号やメールアドレスで登録が可能になり、旅行者でも日本から人気レストランの予約ができるようになりました。
予約ができない行列店の場合、店頭に置かれたタブレット端末に電話番号を入力して順番を待つスタイルが一般的です。韓国の電話番号を持っていない旅行者の場合、この端末が使えずに困ることがあります。その際の裏ワザは、店員に直接「ウェグギンイエヨ(外国人です)」と伝え、韓国の番号がないことをアピールすることです。多くの店では、店員が手動で番号を発行してくれたり、呼び出しのタイミングまで店先で待つように指示してくれたりします。一部の店舗では、ウェイティング専用のQRコードをスキャンしてメールで呼び出し通知を受け取れるシステムを導入していることもあるので、諦めずにスタッフに確認することが大切です。
また、「NAVERマップ」も店舗情報の確認や予約に役立ちます。地図アプリとして優秀なだけでなく、翻訳機能を使いながら口コミを確認したり、そのまま予約ボタンから席を確保できる店も多数あります。これらのデジタルツールを駆使すれば、言葉の壁を気にせず、ディープで美味しい韓国のローカルグルメを存分に堪能できるはずです。
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